成り行きで見に行ってきました、高校サッカー選手権準決勝。
第一試合の鹿児島実業vs遠野の終了間際に現地入りしました。
この時点で既に3対0だったのに、最後まで攻めまくる鹿実は
「疾風怒涛」のスローガン通りだと思いました。
後でTV録画を見て分かったのですが、エースの栫(かけい)が
累積2枚目のイエローで決勝に出られなくなった為、
点を取らせようと、ボールを集めていたのですね。
しかしシュート20本とは、憎らしいほど強すぎ。
で、生で1度見てみたかった野洲と、青森山田を破った多々良学園の第2試合を観戦。
なんかね、野洲のサッカーって見ていてホントに楽しいのですよ。
ドリブル勝負と長短のパスを使い分けて、相手DFを崩していく攻撃は
勝利至上主義的な高校サッカーでは、ホントに異色のチームだと思います。
ジェフ入りが決まっているFW青木は良い動きをしてましたし、
惜しいシュートも何本かありました。
U19日本代表にもリストアップされているらしいし、青森山田の小澤、
滝川第二のデカモリシとタイプの違うストライカー競演が楽しみになりました。
破れた多々良学園も最後まであきらめずに、粘り強く攻めてましたが
青森山田戦のような奇跡は起こりませんでした。
しかし、ハウバート・ダン(リベリア人の父と日本人の母)は
生で見ると迫力があり、とにかくデカイ!
経営破綻している現状では厳しいかもしれませんが、
せめてサッカー部は残して欲しいですよ。
決勝の野洲vs鹿児島実業が楽しみになりました。
そして気合いの入った坊主頭がバモスだった親子。
多分小学校高学年くらい
ですが、金髪な「かじつ」を
残した見事な坊主頭!